脳卒中センター
- [公開日:2024年5月16日]
- [更新日:2024年5月16日]
- ID:722
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南奈良総合医療センターは、24時間脳卒中の受け入れを行い、急性期治療から回復期にかけて脳卒中専門診療チームが協力し、地域に根差した医療に取り組んでいます。
当院は、日本脳卒中学会より2019年から一次脳卒中センター(PSC)の認定を受け、南和地区の脳卒中診療の中核として機能しています。
1.診療体制
- 脳卒中センターでは、24時間365日体制で脳神経外医、脳神経内科医、救急センターが協力して、脳卒中疾患の迅速な診断・治療を行っています。
- 脳卒中専門診療医に加え、専門看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・栄養管理士・医療ソーシャルワーカーが1つの脳卒中専門診療チーム(Stroke Care Team)を形成しています。
2.治療体制
- 急性期脳梗塞に対して、t-PA(血栓溶解療法)の投与や血栓回収療法が適応の症例は速やかに、当院内での治療あるいは近隣の連携医療機関で治療を受けていただく体制を構築しています。
- 脳出血に対する開頭血腫除去術や、穿頭血腫吸引術、減圧開頭術、くも膜下出血に対する開頭クリッピング術を実施しています。
- 脳卒中専門病棟(Stroke Unit)で専門性の高い看護や超急性期リハビリテーションなど、質の高いチーム医療を提供しています。
- 脳卒中の予防に関して、内科的治療以外に、頸動脈ステント留置術や頸動脈内膜剥離術、頭蓋内動脈に対する血行再建術(バイパス術)を行っています。
3.検査
- CT、MRI、脳血管造影検査、超音波、脳波
4.治療
- 血栓溶解療法
- 血管内治療(頸動脈ステント留置術、くも膜下出血に対するエリル動注療法)
- 手術治療(脳動脈瘤に対する開頭クリッピング術、脳出血に対する開頭・内視鏡的血腫除去術、頸動脈内膜剥離術、バイパス術)
お問い合わせ
南和広域医療企業団南奈良総合医療センター診療部脳神経外科