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あしあと

    教育体制

    • [公開日:2020年3月3日]
    • [更新日:2023年6月12日]
    • ID:182

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    わたしたちは、このような看護師になれるようサポートします

    1. 南和医療圏における地域包括ケアの推進に貢献できる
    2. 高い倫理観をもって看護が提供できる
    3. 看護専門職として必要な知識・技術の向上に努め、根拠に基づいた実践ができる
    4. 主体的に自己啓発し、キャリアアップができる
    5. 専門職として役割と責務を自覚し、教育的役割が遂行できる

    当院は、あなたのキャリア開発をサポートするため、さまざまな研修をしています

    教育理念

    看護専門職業人として責任ある看護を実践し、地域に貢献できる看護師を育成する

    教育方針

    1. 南和医療圏の地域性を理解し、看護職として果たすべき役割を明確にできる
    2. 科学的根拠に基づく思考と実践ができる能力を養う
    3. 看護師としてふさわしい倫理的感性を育てる
    4. 共に育ちあうための教育力を養う

    令和5年度 看護部教育目標

    1.看護部における教育体制を充実させる

    1)キャリア開発ラダーを活用した教育を充実させる

     (1)キャリア開発ラダーの各レベルに応じた研修を行う

     (2)学びなおしや継続学習を支援する

      ラダー研修の一部を公開講座とし、希望者が受講できるようにする

    2)全職員のキャリア開発ラダーレベル認定を完了する

     (1)未申請者には告知を行い、年度内の申請を促す

     (2)研修未受講者には、チェックリストに基づいた暫定レベルの研修受講を勧める

    3)マネジメントラダーを活用する

       (1)マネジメントラダーの自己評価を行い、マネジメント能力の指標とする

    4)e-ラーニング(キャンディリンク)を活用し、効果的な研修を行う

     (1)ラダー研修等の講義にキャンディリンクの視聴を取り入れる

     (2)研修の事前課題・事後課題として活用する

    5)新人看護職員が部署に適応できるようサポート体制を強化する(新人教育計画参照)

     (1)採用前キャンディリンクの導入 (2)自己紹介カードの作成

     (3)4月当初の実地指導者・プリセプター説明会の開催 (4)主任との交流会の開催

     (5)ストレスマネジメント研修開催 (6)看護専門学校との連携

     (7)6月・10月に個人面談を実施 (8)リフレッシュ研修開催 など

    2.根拠に基づいた看護を目指し、看護実践力を高める

    1)急変時の初期対応力を高める

       (1)急変時対応力研修を受講した者が主となり、各部署で研修を開催する

     (2)実際に起こった事例をもとに演習を行い、気づく力や考える力を養う

    2)看護倫理に関する感性を高め、実践に活用できる研修を行う

       (1)ラダーレベルⅣ・Ⅴ受講者が主となって看護倫理研修を進める

    3.教育担当者の教育力を向上する

    1)教育委員会自身が学びを深め、効果的な学習が行える研修を企画・運営する

    2)キャンディリンクの教育・指導に関する学習で知識を深め、根拠を持った教育を行う

    3)教育委員の業務の効率化を図り、教育活動の時間を確保する

    研修内容

    新人看護職員研修

    • 新人看護職員にはプリセプターと実地指導者がついて、職場への適応を支援します。
    • プリセプターは相談や心理的サポートや学習支援を、実地指導者は臨床実践の指導を行います。
    • 院内研修は教育委員会が研修プログラムを企画し、職場内教育(OJT)と院内研修(OFF-JT)を連携させ、臨床実践力の向上を支援します。
    • 全看護職員がeラーニング(CandY Link)を使用できます。院内外問わず、いつでもどこでも学べる環境を提供しています。
    • 各自の経験に応じ支援するために、臨床実践能力や社会人基礎力を定期的に評価し、実地指導者と相談しながら看護実践を支援します。
    • 新人看護職員研修は、南奈良総合医療センター、吉野病院、五條病院の合同で研修を行っています。
    • 奈良県看護協会の新人研修にも参加しています。(医療と法律)
    • 教育担当師長による個人面談も行います。(6月・10月その他必要時)

    新人看護職員研修年間計画(レベルⅠ研修含む)

    4月

    新人オリエンテーション:医療安全・感染・医療接遇・固定チームナーシング・看護過程の展開・電子カルテ・看護必要度・看護技術トレーニング(感染防止・清潔ケア・食事介助など)日勤シミュレーションなど

    5月

    1か月フォロー(現状の振り返りと課題)、目標管理・キャリア開発ラダー・看護専門職としての心得、認知症ケア、看護技術トレーニング(フィジカルアセスメント基礎・酸素療法・輸液ポンプ・シリンジポンプ・心電図など)、皮膚排泄ケア、摂食嚥下障害看護、糖尿病看護、迅速評価・SBAR・多重課題、夜勤シミュレーションなど

    6月

    看護必要度、社会人基礎力

    7月

    3か月フォロー(現状の振り返りと課題)、ストレスマネジメント、BLS、急変時の対応(気管挿管介助)人工呼吸器の管理(基礎編)

    9月

    6か月フォロー(現状の振り返りと課題)、糖尿病看護、看護倫理、退院支援、在宅移行支援、介護保険、診療情報制度の理解

    11月

    リフレッシュ研修(レクリエーション・情報交換・悩み相談)

    12月

    看護の振り返り研修(リフレクション)、インシデント、認定看護師講義の復習、キャリア開発ラダー申請に向けて

    2月

    看護のまとめ発表会

    継続教育 院内研修計画

    各自がキャリアアップを図れるよう、ラダーレベルに沿った研修会を計画しています。

    新人看護職員を支える研修

    新人看護職員を支える研修一覧表
    開催月実地指導者研修プリセプター研修
    4月実地指導者・プリセプター説明会実地指導者・プリセプター説明会
    5月実地指導者・プリセプター合同研修
    新人研修(多重課題)見学・参加
    新人研修(夜勤シミュレーション)見学・参加
    実地指導者・プリセプター合同研修
    7月新人研修(急変時の対応)見学・参加
    9月実地指導者研修(効果的な指導方法)プリセプター研修(効果的な指導方法)
    2月実地指導者・プリセプター合同研修(最終評価)実地指導者・プリセプター合同研修(最終評価)

    *奈良県看護協会の実地指導者研修や実習指導者講習会の受講や、受講者による院内伝達講習会も開催しています。

    キャリア開発ラダー別研修

    レベルⅡ研修
    開催月研修内容
    7月リーダーシップⅡ(メンバーの役割)
    人工呼吸器の管理(応用編)
    認定看護師研修:救急看護《迅速評価・SBAR,フィジカルアセスメント基礎(呼吸・循環・消化器・脳神経系)》
    10月認定看護師研修:皮膚・排泄ケア、糖尿病看護、手術看護
    11月リーダーシップⅡ(メンバー役割を振り返る)
    2月ケーススタディ発表
    レベルⅢ・Ⅳ・Ⅴ研修一覧表
    開催月レベルⅢ研修レベルⅣ研修レベルⅤ研修
    5月看護研究の基礎講義
    6月看護研究コンサルテーション(計画書指導)リーダーシップ研修Ⅳ(リーダーとしての役割発揮、チームの現状分析等)
    7月リーダーシップ研修Ⅲ(日々実践におけるリーダーシップ)
    認定看護師研修:摂食・嚥下、がん性疼痛看護、救急看護
    9月リーダーシップ研修Ⅴ(組織における役割、部署の分析と課題)
    10月看護研究講義(データ分析)
    11月リーダーシップ研修Ⅲ(実践報告)
    看護研究コンサルテーション(データ分析と抄録のまとめ方)
    1月リーダーシップ研修Ⅳ(実践報告)リーダーシップ研修Ⅴ(実践報告)
    全体研修
    開催月研修内容
    5月看護研究の基礎知識
    7月人工呼吸器の取り扱い(応用編)
    9月看護倫理
    10月静脈注射認定看護師養成研修
    11月認定看護師研修:手術看護(周術期における肺血栓症の予防と看護)
    12月伝達講習会(実地指導者研修・実習指導者講習会)
    3月看護研究発表会、看護を語ろう(部署内発表)

    看護補助者研修

    看護補助者会で研修を計画しています。(内容は検討中です)

    ・看護補助者を対象とした研修

    ・看護職員を対象に、看護補助者との協働推進についての研修

    専門領域

    各分野の認定看護師や専従看護師から専門知識や技術を学びます。
    (救急看護、皮膚排泄ケア、緩和ケア、がん性疼痛看護、感染管理、糖尿病看護、手術看護、摂食・嚥下障害看護、認知症看護、退院調整支援、診療報酬制度、BLS、ICLSなど)

    研修の様子(写真は令和4年度と令和5年度のものです)

    看護部オリエンテーションの最初は、看護部長からのお話です。

    取扱が必要な薬剤について、薬剤師から講義を受けました。
    その他、臨床検査技師や臨床工学技士による講義もあります。

    屋上のヘリポートに上がり、見学させていただきました。
    パイロットやフライトナースの話に興味津々でした。

    ヘリに乗せてもらえて、貴重な体験でした☆

    この中から未来のフライトナースが誕生するかも!

    電子カルテの演習です。説明を聞きながら、模擬患者さんのカルテを操作します。

    グループごとに先輩がついて教えてくれます。
    新人の感想「少人数のグループに分かれ、看護師さんが丁寧に教えてくださったので、質問もしやすかったです」

    PPE(個人防護具)の着脱練習をしました。終わってから、みんなで写真撮影。モコモコしてかわいいです。
    新人の感想「患者さんと接する機会が多いため、看護師は感染防止対策を徹底することの大切さを改めて感じることができました。また、PPEを装着するだけでなく、着脱の順番や手指衛生のタイミングを理解して自分や患者さんどちらも感染から守らなければならないことを学びました」

    清拭は学校でも実習でも実施しましたが、病院では点滴やドレーン(管)などが入った患者さんが多いので、色んなケースを演習しました。
    新人の感想「実際に働いている看護師さんから有効な情報を聞く機会があったことや、実習や授業では習えなかったコツやさまざまな重症度の方に対してのケアの方法を学ぶことができた」

    吸引の演習です。
    研修によっては、看護専門学校の演習室をお借りしています。

    点滴のプライミング
    まずは先輩の実演です。

    ルートに輸液を満たしていきます。
    空気が入らないように、慎重にしています。

    日勤シミュレーションです。
    優先順位を考えながら、どのように行動するか、行動計画を立てます。
    先輩のアドバイスを参考に、グループで意見を出し合います。

    看護技術トレーニング(フィジカルアセスメント基礎・心電図)では、集合研修(OFF-JT)を行い,
    学んだことを職場で実践指導(OJT)に結びつけられるようにしています。

    夜勤シミュレーションでは、暗がりでライトを頼りに患者さんの観察や点滴調整など体験します。
    このあと、先輩のデモンストレーションとポイントの説明を受けます。

    人形を使って気管挿管の介助を練習しました。

    BLS(一次救命処置)トレーニングです。
    胸骨圧迫は身体で覚える!
    いざというときに備え、何度も練習します。

    輸液ポンプやシリンジポンプは学校や実習では触れる機会が少ないです。
    臨床工学技士の講義後、実機を触って操作法を覚えています。

    人工呼吸器も臨床工学技士が基礎からきっちり教えてくれます。

    リフレッシュ研修では、日頃のストレス解消のため、ゲームなどのレクリエーションや互いの近況報告・悩みの相談など、いっぱい喋り発散しています。

    全員私服で参加し、リラックス。
    先輩から心温まるメッセージもいただきました。
    しんどい時期も支え合って乗り切ってもらいたいです。

    1年間、同期や先輩方に温かく見守られ、スクスク成長しました。

    2月には看護のまとめ発表会を開催し、たくさんの人に聞いてもらいました。

    支えてくれた先輩に感謝でいっぱいです。

    2年目には立派な看護師として、次の新人をサポートしてくれる頼もしい存在になってくれています(^-^)

    ラダー研修の様子(一部を紹介)

    ラダーレベルⅡ研修の一環として、認定看護師の講義を受け、看護力の向上を目指します。

    ラダーレベルⅢ研修では、KJ法を用いたグループワークでリーダーシップを学びます。

    ラダーレベルⅢでは看護研究の基礎を学びます。
    外部講師の講義やコンサルテーションを受けながら、院内発表を目指して頑張ります。

    発表会は学会形式で、発表者はスーツ姿で本格的です。座長は主任が務めます。
    講師の講評もいただき、研究の総仕上げです。

    たくさんの人が発表を聞きに来てくれました。
    院内発表から全国の学会などの発表につながることもあります。

    ラダーレベルⅣ・Ⅴは少人数でじっくり。
    要因分析も行いました。

    実践報告会です。
    たくさん聞きにきてくれました。

    3病院合同開催の発表会など、必要に応じてZoomを活用しています。

    今回紹介した新人研修やラダー研修以外にも各委員会やワーキンググループなどが、さまざまな研修を開催しています。

    お問い合わせ

    南和広域医療企業団南奈良総合医療センター看護部部長室