卒業生からのメッセージ8

　私は幼い頃からよく風邪を引き、地域の医療機関にかかっていました。そのため将来は、お世話になった地元の医療機関に就職し、看護師として恩返ししたいと思い入学しました。南奈良看護専門学校では、実習先の病院が隣接しているため病院の雰囲気を感じるとともに、看護師の先輩方とも直接接することができるため、地域の病院に就職したいと思っている人には最適な環境だと思います。

　また、地域社会に貢献したいというその思いから3年間一生懸命に学習に励むことで、授業料免除という制度を利用させて頂くことができました。

　学校生活は、コロナ禍ということもあり制限されることが多くありましたが、その中でもクラスや学校全体でバレーボールやドッジボールで体を動かしたり、ビンゴゲームをしたりなど楽しい思い出を作ることができました。

　国家試験の勉強では、同じ夢を持つ仲間と分からないことがあればお互いに教えあい、辛いときは励ましあいながら一緒に乗り越えることができました。また、先生方が学生の悩みや相談に向き合ってくださいました。

　実習では、患者さんとの関わりの中で感動することや忘れられない経験、そして多くの学びを得ることでしょう。この3年間、クラスの仲間や先生方、患者さんなど多くの方が支えてくれたおかげで無事に卒業することができました。きっと、この学校の学生でよかったと思える充実した日々を送れることと思います。看護はもちろん、3年間でさまざまなことに興味を持ち、自分自身の「看護観」を見つけてください。