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あしあと

    薬剤部

    • [公開日:2023年8月17日]
    • [更新日:2024年7月8日]
    • ID:160

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    概要

    理念

    「当病院が掲げる理念に基づいて、患者さまのために何ができるかを常に考え、寄り添い、行動できる薬剤師になります。」

    基本方針

    医療安全の推進:患者さまの薬物療法の安全を確保します。
    適正使用の推進:薬剤の適正使用と効率的な薬物療法に貢献します。
    チーム医療の参加:チーム医療の一員として積極的に参加し、力を発揮します。
    生涯学習の推進:高い知識と技術の習得に努めます。
    健全な病院経営への取り組み:医療経済を視野に入れた健全な病院経営に貢献します。

    病院見学について

    当院に興味のある薬学生・薬剤師の方を対象に病院見学を受け付けています。
    お気軽に問い合わせてください。病院見学の申し込みは随時受け付けています。
    まずはお電話にてご連絡ください。

    電話番号:0747-54-5000(代表)
    薬剤部 担当:寺田 貞雄

    部門紹介

    薬剤部の組織は大きく分けて南奈良の三病院(南奈良総合医療センター、五條病院、吉野病院)より構成されています。
    南奈良総合医療センターを拠点とし、従来の調剤業務はもとより、入院患者さまへの医薬品の説明や副作用モニタリングを行う薬剤管理指導、他職種と関わるチーム医療への参加、適正な薬物療法の実施による治療効果の向上を目的とする医薬品情報の提供など、さまざまな業務を担い貢献しています。
    これからも、患者さまの個別治療に対し最適な薬物療法が安全に実施されるために、必要とされる場で薬剤師の職能を生かした業務を行い積極的に他部門と協力・連携していきます。

    業務紹介

    調剤業務

    主に入院患者さまのお薬を調剤しています。

    処方内容を確認し、お薬の用法用量や投与時間などの管理、副作用チェック、ハイリスク薬管理など適正使用に努めています。

    また、抗がん剤についてはレジメン管理やのミキシングも行っています。

    1.調剤支援システム
    調剤支援システムに連動したそれぞれの機器により、薬品取り違えミスと調剤過誤の防止は勿論ですが、調剤の時間短縮による合理化に努めています。

    • 調剤室にある機器類の紹介
    全自動錠剤包装機の写真

    全自動錠剤包装機
    2種類以上の錠剤を用法ごとに振り分けて包装する装置です。
    入院患者さんの服薬管理を担い、病棟での看護師による投薬支援を行います。

    全自動錠剤払出機の写真

    全自動錠剤払出機
    PTPシートのまま計数調剤をする装置で、調剤時の計数間違いと取り違えを防止しています。

    散薬自動分包機の写真

    散薬自動分包機
    粉薬や粉砕指示の薬を用法用量に応じて均等に振り分けて調剤します。

    自動水薬分注機と水薬監査台の写真

    自動水薬分注機と水薬監査台
    水薬を自動で計数調剤することで調剤ミスを防ぎ、薬剤師の業務を合理化にも役立っています。

    自動軟膏類混合機の写真

    自動軟膏類混合機
    2種類以上の軟膏やクリーム製剤を均等に混合する装置です。
    小さいですが、混合調剤の時間短縮には不可欠で合理化に役立っています。

    2.注射薬混合調剤

    注射薬の混合時の不純物混入を防ぎ、患者さんと調剤者の安全確保に努めています。

    安全キャビネットの写真

    安全キャビネット
    主に抗がん剤の注射薬混合調剤に使用します。
    キャビネット内を陰圧にすることで、揮発性のある抗がん剤の吸入や暴露を防止します。

    クリーンベンチの写真

    クリーンベンチ
    主に院内製剤やワクチンの調製を行います。
    ベンチ内を陽圧に保ち、細菌や不純物混入を防いでくれます。

    3.全自動注射薬払出機

    全自動注射薬払出機の写真

    電子カルテの処方オーダーを受付けると同時にアンプルおよびバイアル製剤の注射薬を一処方箋毎に払出しを自動で行っています。
    注射薬の計数調剤の調剤ミス防止と払出し時のラベル作成をします。

    病棟関連業務

    • 病棟薬剤業務
      2018年6月から4病棟に専任薬剤師を配置しています。入院中に使用する薬剤について、患者さんにあった投与量の計算や確認を行い、必要に応じて医師に処方提案を行っています。病棟のカンファレンスや回診にも参加し、病棟スタッフとの情報交換を行い、医薬品の使用方法や注意事項に関する情報提供を行いチーム医療に貢献しています。また、個々の患者に対してシームレスな薬物療法を実現するために、保険薬局との連携を行っています。
    • 薬剤管理指導業務
      患者さんに安心して薬を服用していただけるよう、ベッドサイドへ伺い患者さんやご家族に薬のはたらきや正しい飲み方・副作用について説明をしています。また、持参された薬や入院中に処方される薬の効果が出ているか副作用がないかを検査値で確認したり、患者さんに直接状態を聞いたり、医師や看護師などの多職種と協働し情報共有を行っています。
      患者さんやご家族からの薬に関するご相談は随時お受けしています。
    部屋の写真

    【患者さまへのお願い】
    入院されるときは、お薬手帳と共に、現在定期的にもらっている医師から処方されたお薬と、現在使用している市販薬およびサプリメントなどを、薬剤師にご報告およびお渡しください。

    化学療法の管理および調製業務

    化学療法の管理および調製業務の写真

    安全で適切な抗がん剤治療を受けていただくために、患者さま毎に抗がん剤治療のスケジュールや投与量の管理を行っています。
    患者さまと医療スタッフの安全のために抗がん剤の無菌的調製も行っています。

    医薬品情報業務

    適正な薬物療法の実施による治療効果の向上を目的として、医薬品に関する情報収集と整理を行い、病院の医療スタッフはもとより、患者さまに対しても医薬品情報を提供しています。

    薬物治療モニタリング(TDM)業務

    TDM(Therapeutic Drug Monitoring)業務とは

    • 血中濃度と治療効果および副作用との間に関係が認められる薬物について、動態解析の結果と臨床所見からその患者さんに最適な投与設計を行う業務です。
    • 現場において患者さんの病状を確認しながら、主治医からの相談を受けたり、薬剤師による処方提案を行っています。
    血中濃度の写真

    麻薬管理業務

    麻薬および向精神薬取締法で厳格に定められている医療用麻薬について、適切に管理しています。

    薬薬連携

    薬薬連携に関する情報は以下のページよりご覧ください。

    スタッフ紹介

    薬剤部長の写真

    薬剤部長
    寺田 貞雄

    • 副部長:3名
    • 係長:3名
    • 部員:8名
    • 会計年度任用職員:2名

    17名で三病院の薬剤部業務を行っています。

    専門・認定薬剤師(南和広域医療企業団として)

    各種認定の取得をしています。

    認定資格者数 2023年度4月現在

    • 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師:5名
    • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師:6名
    • 日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法認定薬剤師:1名
    • 日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師:2名
    • 日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士:3名
    • 日本腎臓病学会 腎臓病療養指導士:1名
    • 日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士:1名
    • 日本糖尿病協会 糖尿病カンバセーション・マップ ファシリテーター:1名
    • 医療安全管理者:1名
    • 日本禁煙科学会認定中級禁煙支援士:1名
    • 治験コーディネーター:1名
    • 日本赤十字社 日赤災害医療コーディネーター:1名
    • 奈良県肝炎医療コーディネーター:1名

    取り組みと実績

    薬学生実務実習の受け入れ

    毎年薬学生を受け入れ、モデル・コアカリキュラムに沿ったかたちで、薬剤師としての技能・知識・態度を習得するだけでなく、多職種との連携、チーム医療の中での職能、医療者としての倫理観などを培い、次世代を担う人材育成につながる実習を行っています。

    チーム医療への参画

    糖尿病教室・腎臓病(CKD)教室・院内感染対策・栄養管理(NST)医療安全対策・在宅医療・地域連携・薬薬連携など、各チーム・委員会のメンバーとして多職種と連携して幅広く活躍しています。

    お問い合わせ

    南和広域医療企業団南奈良総合医療センター薬剤部