南奈良総合医療センター

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景の色

南和広域医療 企業団

救急センター

  • 概要
  • 取り組み
  • 実績

24時間365日対応の救急医療体制の構築

「南和の医療は南和で守る」という理念に基づき、強い情熱と意欲で内科系・外科系を問わず、救急患者さんの対応を可能な限り行います。総合内科と救急科の医師を軸にして各専門診療科も同時に協力体制を取り、「へき地での救急医療」という難題に挑戦するためにICT技術を用いて搬送患者さんの画像やデータをリアルタイムに各科専門医にタブレットで共有し迅速かつ正確な診断と治療を行える体制を構築しました。このことで急性腹症・消化管出血・脳卒中・頭部外傷・多発外傷・大腿骨頸部骨折・熱傷・急性中毒・肺炎などに対応できる診療体制が可能となりました。

3次救急医療への連携

当院では対応できない急性心筋梗塞の血管内治療や高度の熱傷、高エネルギー外傷の緊急手術などは、三次救急・高度急性期医療を担う県立医科大学付属病院・高度救命救急センター等と連携し対応します。

スタッフ紹介

名前 診療科 役職
石田 泰史 脳神経外科 副院長・救急センター長
植山 徹 救急科 部長
明石 陽介 総合内科 部長
守川 義信 循環器内科 部長
渡邉知朗 救急科 医長
鶴田 啓亮 救急科
ドクターヘリフライトスタッフ
名前 診療科 役職
植山 徹 救急科 部長
守川 義信 循環器内科 部長
中野 健一 整形外科 医長
渡邉 知朗 救急科 医長
鶴田 啓亮 救急科
福塚 一代 看護部 主任
玉本 陽子 看護部
奥村 英樹 看護部

ドクターヘリの導入開始(2017年3月21日)

当院は奈良県南部約2/3の広大な面積を医療圏としています。そのほとんどは山間部に位置し道路事情も決して良好ではなく病院までの救急搬送にも長時間を要します。重症の救急患者さんの予後をよくするためには迅速な病院への搬送とできるだけ早く初期治療を開始することが重要です。このテーマを解決するために救急隊からの出動要請に応じて日中のヘリコプターの飛行できる時間帯にはドクターヘリを運航することになりました。県内のすべての地域に15分以内に到着できます。ドクターヘリは医師・看護師が現地に到着時から初期治療が開始できる利点があり、また医師による病状の把握ができるため病院に搬送後の無駄のない診断・治療へと継続がスムーズになります。また三次救急機関への連携でもこれらは効果を発揮するものと考えています。本院の屋上にヘリポートを設置し、ヘリコプターを常時駐機させ要請に応じて出動しすでに多くの実績を重ねています。

第3回奈良メディカルラリー優勝

2017年11月25日行われた第3回奈良メディカルラリーに当センターから出場したチームが優勝を勝ち取りました。全国から集まった強豪の常勝チームを抑え優勝したことは、当救急センターの救急医療レベルが全国のトップレベルに達したことの証であり大変誇りに感じるとともに更なる向上を目指したいとスタッフの意気は上がっています。

救急センター外来の実績

  救急車搬入数 ウォークイン対応数 ドクターヘリ出動数
平成28年度実績 4098件 8992件 10件(3/21—31)

救急センター対応患者数

平成28年度 上半期 下半期 合計
救急車搬送(ヘリ含む) 2,256 1,852 4,108
ウォークイン 4,587 4,405 8,992
合計 6,843 6,257 13,100

救急車(ヘリ含む)搬送患者転帰

 平成28年度 上半期 下半期 合計
帰宅 1,243 873 2,116
入院 924 832 1,756
転院 56 95 151
死亡 33 52 85
合計 2,256 1,852 4,108

災害対策医療

2016年4月 熊本大震災にDMAT派遣(第二次隊は日赤医療支援隊として派遣)

第一次隊(4/16~4/19):中山 進、奥村英樹、宮坂早苗、小久保勝也
第二次隊(4/ 26~4/30):明石陽介、富和清訓、福塚一代、大西喜代子、杉本和宏、筒井大輔

学会・研究会発表

1. 南奈良総合医療センター開院報告 — 救急センターの現場から(第1報)—

石田泰史、松本昌美、川野貴弘、小畠康宣、下川 充、吉村 淳、植山 徹、井上 剛、明石陽介、守川義信、上林昌代、山本悦子

奈良県医師会救急医学会総会 第39回学術集会【2016.6.11 橿原】

2. 僻地での救急センター開設への挑戦 ー地域の未来を支えるためにー

石田泰史、松本昌美、川野貴弘、小畠康宣、下川 充、吉村 淳、植山 徹、井上 剛、明石陽介

第55回全国自治体病院学会【2016.7.21 富山】

3. 妊娠7週での急性カフェイン中毒

植山 徹、井上 剛、多田祐介、高野啓祐、浅井英樹、奥地一夫

第38回日本中毒学会学術集会【2016.7.23 新潟】

4. 病院再編成が行われた奈良県南和地区における地域救急医療の現状

植山 徹、井上 剛

第44回日本救急医学会総会・学術集会【2016.11.18 東京】

5. 救急センターの開設 ー南和の医療を南和で守るためにー

石田泰史

第2回南和地域病診連携研修会【2016.12.15 大淀】

6. 救急救命士のアンケート調査の回答

井上剛

第1回南奈良救急センターカンファレンス【2017.1.6 大淀】

7. へき地での脳卒中医療の挑戦 ー地域医療を支えるためにー

石田泰史、枡井勝也、浅田喜代一、中瀬裕之

STROKE 2017 脳卒中に学ぶ 第42回日本脳卒中学会学術集会【2017.3.17 大阪】