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健康コラム

成人風疹ワクチンに関して

2018/10/24健康コラム

風疹が今年増加傾向にあります。
2018年1月から10月までの合計患者数は1300人弱となっており、国立感染症研究所感染症情報センターの報告では例年の約14倍となっています。多くは首都圏や大都市を中心に流行していますが、奈良県でも今後発生する可能性があります。
風疹は2週間から3週間の潜伏期間の後、発熱、全身の発疹、結膜充血、関節痛などで発症します。感染しているかどうかを診断するには血液検査で判断します。
風疹は本来自然経過で治る病気です。ただし、妊婦さんが罹ると赤ちゃんが先天的な心臓病、難聴や白内障、精神発達遅滞などの先天性風疹症候群を発症してしまう可能性があります。
これは妊娠可能な女性の問題だけではありません。
風疹はワクチンで予防可能です。ただ、風疹の予防には2回のワクチン接種が必要です。
風疹のワクチンは過去に接種されたかどうかは年代によって異なり(図)、若い方でも風疹ワクチン接種が不十分な方もいらっしゃいます。

風疹含有ワクチンの定期予防接種制度と生年月日の関係(2018年10月1日時点)


ご自身の年齢によって、勧められていた回数をみてワクチン接種をしてください。
風疹含有ワクチン(麻疹ワクチンも含有する可能性もあります)は当院で接種可能です。
ワクチン外来として受診可能な曜日は月曜日と金曜日になっています(感染症内科)。
受診後状況を確認し血液検査を行なっていただく場合があります。
母子手帳があればそれをお持ちになって来院してください。


南奈良総合医療センター 感染症内科/感染対策室長    宇野 健司